2021.03.30 07:46ベット(このしろ、こはだ、しんこ)七尾ではベットと呼ばれる魚です。関東では小さいとコハダ、少し大きくなるとナカズミ、一番大きいサイズではコノシロと呼ばれます。いわゆる出世魚と呼ばれますが、この魚だけは逆出世をします。どういうことかと言いますと一番小さいときが一番高価です。大きくなるにつれて値段が下がっていきます。なぜなら、この魚は小骨がたくさんはいっていて食べづらい魚です。ただ小さいときはその小骨が気にならないサイズなので、小骨ごと食べることができます。大きくなるにつれてその小骨が気になるようになり、食べなくなっていくため一番小さいときが価値が高くなります。また小骨が気になるときは舌にあたるという言い方をよくします。味いわゆるひかりものになります。ひかりものが好きならこれも大好きかなと...