金時バチメ（チカメキントキ）

8月4日に仕入れた金時バチメ（きんときバチメ）です。

能登では「金時バチメ」全国ではチカメキントキと呼ばれています。

また「キンメ」と略して呼ぶこともあります。能登で「キンメ」というとこのチカメキントキのことをいいます。

全国で「キンメ」はキンメダイのことですよね。

「金時バチメ」も「チカメキントキ」、どちらも一般的ではないかなと思います。

わりと年中穫れるのですが、わかりにくい名前ですのでスーパーなどでは取り扱われていませんね。お刺身の盛り合わせのひとつなどにして売られているのかと思います。

私が七尾で今の仕事（魚の卸売）をはじめたころには見たことがなかった魚です。

見るようになってから10年も経っていないように思います。

いつのまにか金時バチメやチカメキントキと呼ばれて市場で取引されるようになっていました。

まあまあ市場にあがっています。

時期

穫れる時期は晩秋から冬が多いです。でも夏も獲れないことはないです。一応年中あがってはきます。美味しいのは冬になります。魚はたいがい冬が美味しいですね（笑）

味

白身でらしい淡白なお味です。何に料理をしても美味しいです。お刺身、焼き、煮付けなどなんでも大丈夫です。ただ身が固いので私は煮付けが好み。私の家では煮付けでよく食べます。お刺身も美味しいです。小さくても食べる価値があります。

価格・相場

７月から９月まで穫れるのでその間の料金になります。一キロ2,000円～2500円ぐらいです。高級な部類ですね。漁はその日によって大きく変わります。突然大漁の日があったりすると１キロ1,000円ほどになることもあります。

10月末から11月になると値段が下がってきて1,500円～2,000円ほどで取引されています。
値段が下がった理由は他の魚が穫れるようになってきたので、高い値段で買う理由がなくなるからです。味はほとんど変わらず、美味しいままなので、お得になりますね。

美味しいので基本的には高額ですね。人気があります。ただ「金時バチメ」という名前ではわかりにくいので、スーパーなどの小売店ではほとんど販売されていません。料理屋さんで扱われたり、鮨のネタなどになったり、お刺身の盛り合わせのひとつとして販売されているかと思います。

購入方法

大得水産ではこちらの商品の販売をおこなっております。

季節のお魚なので冬だけの対応になります。

また七尾の漁港は天候に左右されます。天候が悪いと市場が動きませんのでご了承下さい。

「金時バチメ」はちなみに3,500円～4,000円ほどになります。

美味しいお魚になります。お電話いただければと思います。

また切り身や、お刺身の盛り合わせなどの配送もおこなっております。

特にお刺身の盛り合わせが好評です。

5,000円ほどで電話でどのような物が良いかを伺いまして、盛り合わせなどで配送致します。

ご連絡下さい。

メールからがスムーズです。

daitoku.suisan@gmail.com

電話もございます。お店を空けて、販売にまわっていることも多いです。ご了承ください。

0767-53-5766