きじんばちめ（ふさかさご）【七尾港産】

七尾ではきじんばちめといいます。取引はあまりなく、その理由は獲れないからです。
ほとんど見ることがありません。全国的にもたくさん捕れるものではないようでして、市場でその関係者が食べられるものだと思います。

ちなみにこの写真のときは色んな魚のまとまり（小物、伝票ではその他鮮魚）で買いました。千円で、小魚やらが６～８匹ぐらいだったでしょうか？そのぐらい混ざっての値段になります。手のひらサイズです。

がんがんばちめ（かさごのこと）に非常に似ています。

味

美味しいです。焼き魚や、煮魚にします。はちめ類はだいたい煮魚にするかと思います。

食感が固いので煮魚に適しているのですが、お刺身でも食べられます。

硬いということは薄く切らないと美味しくいただけません。でもこの辺り（七尾）の方は薄く切ると貧乏くさいという方が多くて、あまり好まれないような気がします。

値段

あまり獲れないので値段がつくことが少ないですが、しっかりとした魚体のものが穫れると高い値段がつきます。１キロ２千円ほどでしょうか。生きたままもってこれた場合は大きさにもよりますが一匹２千円で取引されることもあります。

卸値でその値段ですからけっこう高級ですね。こちらでその値段がついても流通するのは能登ではなくどこかへもっていくようです。

注文

注文していただければ努力はしますが年に何度も出てこないのでほぼ注文に答えることができないかなと思います。いつくるとも返事できない状態です。